こんにちは!kamiです!
今回紹介するのは、日本プロレス史に残る名技
「卍固め(まんじがため)」

です!
アントニオ猪木の代名詞ともいえるこの技。
テレビで見た記憶がある方も多いのではないでしょうか?
今回の記事は
- なぜ「卍固め」と呼ばれるのか?
- 技のかけ方
- どこに効くのか?
- コブラツイストとの違い
プロレス観戦初心者のかたにわかりやすく紹介する記事です。
卍固め発祥の歴史
関節とストレッチ、二重の痛みを与えるサブミッション技である「卍固め」を日本に広めたのは、日本プロレス界のレジェンドアントニオ猪木です。
英語名では「オクトパスホールド(Octopus Hold)」と呼ばれており、
「タコのように相手に巻きつく」姿から名付けられています。
卍固めの元となった技は、1960年代にすでに海外で使われていました。
それを改良・自分の必殺技に昇華させたのがそう、アントニオ猪木です!
新日本プロレス旗揚げ直後の1970年代、彼はコブラツイストに加えてこの「卍固め」を多用するようになります。
この技は実用性とエンターテイメント性を兼ね備えています。
- 技の見栄えとインパクト
- ギブアップも狙える
これが揃っていたため、猪木の代名詞となっていったわけです。
試合の中盤〜終盤に使われることが多く、観客のボルテージも一気に上がります。
なぜ「卍固め」と呼ばれるのか?
「卍(まんじ)」という言葉には仏教的な意味もありますが、ここでの「卍」は相手に巻きついた体勢が「卍の形」に見えることが由来だと言われています。
アントニオ猪木が使い始めた際に、日本向けに「卍固め」と名付けられたのです。
また、「卍」という言葉には「不動・絶対・破られない」というイメージもあり、
「技の強さ」や「象徴性」ともマッチしたのでしょう。
卍固めのやり方【初心者向け解説】
やり方の基本形はこのようになります。
- 相手の背面側に立ち、相手の左腕に自分の左腕を巻きつける
- 同時に自分の右足を、相手の右足の内側からフックする
- 左足を相手の首の上からフックする
- 背筋を伸ばして自分の重心を相手と自分の中心におき、右ひじを立てて相手の脇腹を押さえつけます。
これにより、相手は肩・背筋・首・腕・股関節など、全身に痛みを感じる状態になります。
まさに「絞め技+ストレッチ」の複合型サブミッションですね!
卍固めが相手の体に与えるダメージ
関節とストレッチ、二重の痛みを与えるサブミッション技!
「卍固め」は、相手の腕・肩・背中を同時に極める複合サブミッション技です
相手の以下の体の部位に負荷をかけます。
| 部位 | 効果 |
| 肩関節 | 外旋による関節の伸展と痛み |
| 脇腹(腹斜筋) | 体幹の捻りとストレッチによる圧迫 |
| 腰椎 | 側屈姿勢を強制されることで痛み |
| 太もも(大腿四頭筋) | 支点となる脚を固定されることでバランス崩壊 |
技をかけられた相手は、自力でロープに近づき「ロープエスケープ(ロープに逃げて技を解く)」によって脱出を試みることが一般的です。
卍固めと他の技の違い
卍固めは「立った状態(スタンディング)で固める」ことが可能なサブミッションとして、ほかの技とは違った独特な特徴があります。
| 技名 | 体勢 | 主な作用 |
| 卍固め | 立ち技 | 全身の捻りと拘束 |
| スリーパー | 背後から立位~寝技 | 頚動脈の圧迫(絞め技) |
| クロスフェイス | 寝技 | 首と腕への痛み |
| アームロック系 | 寝技・座位 | 肘や肩の関節拘束 |
プロレス技は演出と安全性に配慮されたスポーツエンターテインメントですが、卍固めは以下のような怪我のリスクが伴う可能性があります。
- 肩関節脱臼や筋損傷:外旋方向への強い負荷により、回旋筋腱板への影響が考えられます。
- 肋骨損傷:強く体を横に折り曲げることでの圧迫骨折の恐れもあります。
- 腰椎捻挫や椎間板ヘルニアの悪化:体幹への強い側屈とねじれのストレスのため。
これらは、技のかけ方や受け手の熟練度によって大きく異なります。
「卍固め」と「コブラツイスト」は何が違う?
「卍固めはコブラツイストと似てるけど、何が違うの?」と思う方も多いはず。

これがコブラツイストです。
簡単に卍固めとコブラツイストの違いを見ていきましょう。
| 技名 | 巻き方 | 主なダメージ部位 | 難易度 | 派手さ |
| コブラツイスト | 横から絡む | 脇腹・背筋・肩 | ★★★ | ★★☆ |
| 卍固め | 相手の体の上に乗る | 肩・腕・首・背中(全身) | ★★★★ | ★★★★ |
卍固めのほうがより多くの部位にダメージを与えることができます。コブラツイストはストレッチ系の締め技の意味合いが強いです。
プロレスごっこあるある「卍固め」かけたくなる問題
子どもの頃、友達とのプロレスごっこで「卍固め」をかけた経験はなかったでしょうか?
あるあるとして
- 固めきれずにクルクル回っちゃう
- 重心がズレて一緒にコケる
- 自分が痛くなる(笑)
卍固めは派手だけど完成させるのが難しい技でもあるんです。
まとめ:プロレス史に残る「名技」
「卍固め」は、アントニオ猪木が広めた複合的なサブミッション技であり、肩、腹斜筋、腰部への捻りが特徴の技です。
立った状態で固めることができる独特な技で、プロレスの象徴的な関節技のひとつです。
技の見栄えが抜群で、ファンからの人気も高く派生技やアレンジが豊富で今なお現役で使われています。
技が完成すれば相手は脱出が難しいですが、完成させる途中でもたつくと逆に反撃されることがあります。
このリスクとリターンの絶妙なバランスが、観ていてドキドキする理由なんですね。
卍固めが出たときは、以下に注目してみてください!
- 相手のバランスを崩す「入り方」
- 腕・首・足がどう巻き込まれているか
- 技を耐える側の「表情」や「脱出アクション」
これらを観ると、「ただの関節技」じゃない奥深さが見えてきます!
リング上でこの技が出たとき、会場がザワッとするあの空気感「来たぞ…!」という緊張感がプロレスの醍醐味です!
「ただの関節技」じゃない奥深さが見えてきます!
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