こんにちは!kamiです!
2024年「極悪女王」がNetflixで配信されました。
女子プロレス界のレジェンドである極悪同盟のリーダー「ダンプ松本」の知られざる物語を描いたストーリーです。
主演は「ゆりやんレトリィバァ」です。
ライバルであるクラッシュギャルズをライオネス飛鳥役で「剛力彩芽」、長与千種役で「唐田えりか」が演じてます。
このキャスティングにはとても驚きましたがいざ作品を観たら「おもしろい!おもしろい!」あの時代の女子プロレス界に引き込まれて一気見してしまいました。
とても素晴らしい作品でした。
いまの女子プロレス界は、団体が多く存在していて各団体ごとに個性を持った興業スタイルで多くのプロレスファンを楽しませてくれています。
この現在の女子プロレス界はこの時代の素晴らしいレスラーの活躍が必要だったと思っています。
「女子プロレス」はどのようにして生まれてどんな進化をして来たのでしょうか?
これはとても興味深いテーマですよね。
激動の歴史のなかで多くの女子レスラーがプロレス界を駆け抜けできました!
今回は勝手に「極悪女王」配信記念として女子プロレスの発祥を紹介しながらプロレスを題材とした映画やアニメを紹介ていきます!
※私調べとなります。諸説ありますのでご了承ください。
この記事はこんな人におススメです。
- 極悪女王のストーリーを知りたい人
- 女子プロレスの歴史を知りたい人
- プロレスを題材とした映画、アニメ、漫画を知りたい人
女子プロレスの誕生から極悪同盟の誕生まで
日本での女子プロレスの始まりは1948年になります。
歴史は古いですね。
年代的には、力道山がプロレスを始めるより前に興業としてスタートしています。
女子プロレスのはじまりの形態は現在の形態とは大きく違いました。
キャバレーやストリップ小屋で酔った観客相手に見せる「ショー」だったそうです。
ルールも現在とは大きく違い、対戦相手のガーターベルトを奪い合うルールだったそうです。
お色気要素を意識したもので、わかりやすく言うと「キャットファイト」に近い興業スタイルだったようです。
「ミゼットレスラー」という体が極端に小さい男性が興業に参加して試合をして盛り上げていました。
「ミゼットレスラー」の試合は、コミカルな動き笑いを誘っていました。前座や試合のあいだで観客をとても盛り上げました。
日本人初の女子プロレスラー登場
日本人初の女子プロレスラーは、猪狩定子という女性でした。
後に女子プロレスの殿堂入りをしました。
全日本女子プロレス旗揚げ
1968年に「全日本女子プロレス」が旗揚げされました。
この時代は、いくつものプロレス団体があったそうですが最終的には『全日本女子プロレス』が勝ち残り、団体がまとめられたそうです。
その全日本女子プロレスでは、小畑千代が看板レスラーとして活躍しました。
その後、ジャンボ宮本が「WWWAシングルチャンピオン」として長らく君臨しました。
赤いベルトの誕生
赤いベルトと呼ばれいているベルトのタイトルは
WWWA世界シングル王座
でベルトのデザインが赤色の基調だったこととから
「赤いベルト」と呼ばれました。
World Women’s Wrestling Association World Championship
の略です。
1937年に創設されました。
女子プロレスラーの歌手デビュー
女子プロレスラー初の歌手デビューしたのはマッハ文朱です。
ビューティーペアの登場
1976年にジャッキー佐藤とマキ上田が
「ビューティーペア」
を結成しました。
WWWAタッグチャンピオン王座に就くなど実力もありました。
さわやかなファイトとビジュアルが女子中高生に人気となり、歌手デビューも果たしました。
「かけめぐる青春」は40万枚のヒットとなりました。
しかし、いきなり1979年に「敗者引退マッチ」で一騎打ちを行うこととなりました。
試合は、ジャッキー佐藤が勝利してマキ上田は約束通り潔く引退しました。
女子プロレスが武道館に進出をしたのはこの時期です。
ビジュアルレスラーの登場
1978年にデビューしたミミ萩原は、アイドルからの転身という当時は異色の経歴でした。
現在では、アイドルからプロレスラーに転身するケースは珍しくなくなりました。ミミ萩原は先駆けともいえる存在です。
ミミ萩原は、デビュー戦から87連敗という屈辱の記録を作ってしまいましたが、その後タッグチャンピオンまで上り詰めました。
のちにナンシー久美(1976年デビュー)や、JWPのキューティー鈴木(1986年デビュー)、オーロラクィーン井上貴子(1988年デビュー)は、オールヌード写真集を発表してファンの度肝を抜きました。
どのレスラーもビジュアルだけではなく実力もありました。
のちに、実力があってビジュアルでも勝負というレスラーは、JWPのキューティー鈴木、全日本女子プロレスの井上貴子、アルシオンの大向美智子(1992年デビュー)、全日本女子プロレスの能見佳容(1995年デビュー)がいました。
ビジュアルレスラー同士の対決で歴史に残る試合として有名なのが
キューティー鈴木 VS 井上貴子
です。
ビジュアルクィーン対決として注目されました。
試合は井上貴子がデスティニーハンマーでキューティー鈴木に勝利しました。
進化したプロレスを表現するレスラーの登場
1980年からは、ジャガー横田とデビル雅美の対決が人気のカードとなった。
技とスピードのジャガー横田とパワーと巧さを兼ね備えたデビル雅美の対決は見ごたえがありました。
クラッシュギャルズと極悪同盟の誕生
1983年に長与千種とライオネス飛鳥が結成した「クラッシュギャルズ」が誕生しました。
プロレス技と空手技を融合した新しいファイトスタイルで破竹の快進撃を続けました。
硬派なファイトスタイルが多くの女子高生ファンを多く獲得した理由でした。
試合のコール時に投げられる紙テープの量は凄まじかったです。
その後、1984年に『ダンプ松本』がヒールの一大勢力となる「極悪同盟」を結成しました。
竹刀、一斗缶、ハサミ、ドラム缶などを凶器に使い、悪の限りを尽くしてクラッシュギャルズをおおいに苦しめました。
極悪同盟は入場コスチュームから入場演出までヒールとしてのこだわりを見せ、会場では毎試合クラッシュギャルズファンの悲鳴が鳴り響きました。
第二期黄金世代へ
クラッシュギャルズと極悪同盟の抗争で日本女子プロレス界は、第二期黄金世代に突入しました。
「極悪女王」
1980年代の女子プロレス界で一世を風靡したヒールレスラー、ダンプ松本の半生を描いたNetflixオリジナルドラマです。
主演のゆりやんレトリィバァが、役作りのために約40kgの増量を行い、迫真の演技を披露しています。
ストーリー
松本香(ゆりやんレトリィバァ)は、内気で心優しい少女でしたが、家計を支えるためにプロレスの世界に足を踏み入れます。厳しいトレーニングと過酷な試練を乗り越え、次第に「ダンプ松本」としてのキャラクターを確立していきます。リング上では極悪非道なヒールとして観客を魅了しつつも、内面では葛藤や孤独を抱える彼女の姿が描かれています。また、クラッシュ・ギャルズとの因縁や、仲間との友情、そして家族との関係など、人間ドラマも深く掘り下げられています。
極悪女王、面白すぎて全話イッキに観てしまいました!
一話あたり60分ほどの全5話なのでイッキに観ることが可能です!
ここからはこの作品の見どころと私の感想を書いていきたいと思います!
※ネタバレ含みますので事前の情報が必要ない方はここは飛ばしてください。
私のレビュー
時代の再現度の高さに興奮!
なんといってもこの時代の再現度が見どころのひとつです。
彼女たちが激闘を繰り広げたのは1980年代です。
この時代の建物から車、ポスター、ファッション、観客のファッション、長与の部屋に置いてあるものなど再現度がすごいので、見直して確認したいくらいです。
他にも昭和ならではのシーンで印象に残ったのは」
タバコです。
タバコを吸うシーンが多くて禁煙成功者の私でもタバコが吸いたくなるほど美味そうに吸っています、昭和の時代はどこでも吸えたんですよ。
新幹線、タクシー、病院などなど(笑)
ミゼットレスラーも再現されていました。
女子プロレスの興なた行には欠かせないレスラーでした。
実際見たこともあります。
大会の前座や中盤あたりにミゼットプロレスラー同士の試合が組まれていてコミカルな試合で楽しませてくれました。
ミスター・ブッタマンやリトル・フランキーなどがいました。
昭和だからあった流血シーン!
流血は頻繁にある時代ではありましたが流血の量が多すぎではありました。
昭和だから出来たという試合だと思います。
女優陣の本気度を見てほしい!
オーディションでキャストが決まったそうで、みんな本気でこの作品に出たかったという意気込みが演技に現れていました。
トレーニングしながらの撮影だと思うので入門したての頃からレスラーデビューとストーリーの流れに沿って体つきが変わって来ているところも必見です。
多くのキャストの中で、私は唐田えりかに注目して観ていました。
スキャンダルでイメージが悪くなってしまい、女優として再浮上するための復活の作品だったと思います。
髪切りマッチに負けてバリカンを入れられる姿は実際に行われた試合を再現ではなく、初めて見る試合のように興奮と悲しみを存分に味わえました。
試合の結末がわかっていても興奮しました。
ダンプ松本がなぜ家族や友達を捨てて史上最恐のヒールレスラーになったのか?
ダンプという名前になった理由が作中で描かれています。
納得の理由でした。
気の優しい松本香から極悪女王に変貌する落差が最高でした。
記者会見の再現度も高く、ダンプが鶏を引き裂く場面も完全再現です。
これは間違いなく「ゆりやんレトリィバァ」の実力ですね。
芸人として海外でも活躍した経験などが絶対活かされてると思います。
阿部四郎の悪徳レフリーも似ていて最高でした。
阿部四郎といえばあの
「スローカウント&高速カウント芸」
ですね。
しっかり再現されてます。
ビューティーペアが爆発的な人気であったのに人気が頭打ちになると世代交代があっさり行なわれ、新陳代謝される悲しさ。
厳しい世界であることが描かれています。
また、今でも言えることですが、プロレスラーは誰よりも強くなってトップを取りたい思いは当然ですが、強くても華がないとトップレスラーにはなれない!
それにトップとして輝けるのは一握り!
この頃は家庭環境に恵まれなかったためにレスラーになって希望を見出したいという人が少なからずいたと思います。
この時代の女子プロレス界は、今以上に夢があるキラキラした輝いた世界に見えていたと思います。
トップレスラーになりたくて、先輩と衝突したり、自分が目指すファイトスタイルはいったい何なんだと悩んだり、裏切られたりして泥臭く成長していく姿を観客にさらけ出す。
これがドラマティックでプロレスが今でも人気のある理由だと思います。
レスラーたちの生き様を見せてくれるのがこの作品です。
ここからは、プロレスを題材にしたアニメやドラマを紹介していきます!
プロレスが題材の映画やアニメ
現在までプロレスを題材とした映画やドラマ、漫画やアニメは数多く作られています。
タイガーマスク
なんと言ってもとても有名なのは「タイガーマスク」です。
アニメの世界から飛び出したタイガーマスクがリング上で魅せる「四次元殺法」は衝撃的でした。
ストーリー
孤児院で暮らしていた伊達直人が「虎の穴」で殺人的トレーニングを積み、「タイガーマスク」が誕生しました。
プロレスラーとしての収入の一部を孤児院へ寄付しながら虎の穴からの刺客との壮絶な戦いを繰り広げていくストーリーです。
現在、新日本プロレスで活躍するタイガーマスクは、初代タイガーマスク(佐山聡)から直接教えを受けた直系のタイガーマスクです。
タイガースープレックス、ローリングソバットなどタイガー殺法を駆使して活躍しています。
2024年時点でタイガーマスクは7代目まで存在しています。キックボクサーの武尊が7代目タイガーマスクを襲名しました。
プロレスデビューをするわけではないですが正式に襲名しています。
タイガーマスクⅡ世
タイガーマスクの続編になります。
タイガーマスクW
タイガーマスクWは、2016年にテレビアニメとして放送されました。
新日本プロレスの全面強力で、実際の所属レスラーが実名で登場しています。
棚橋弘至やオカダ・カズチカや真壁刀義など。
アニメの世界だけではなく現実のリングでもタイガーマスクWが登場し、オカダ・カズチカと対戦したのも話題となりました。
実際のリングに上がったタイガーマスクWの正体は飯伏幸太ではないかという噂がありました。結局正体は明かされませんでした。
プロレスの星 アステカイザー
1976年から放映された特撮ドラマです。
アステカイザーとサイボーグ格闘士との闘いを描いた作品です。
実写作品ですが格闘シーンはアニメになるという「ドラメーション」と呼ばれた手法で制作されました。この時代はこの手法をとる作品がいくつかありました。
アントニオ猪木などが本人役で出演したことも話題になりました。
獣神ライガー
1989年から放送されたアニメです。
遥か神話の時代より繰り広げられた「善と悪」の戦いを描いた作品です。
善神アーガマの血を受け継ぐ主人公の大牙剣は、現代に復活した邪神ドラゴの末裔の女帝ザーラ率いるドラゴ帝国から世界を救うため、バイオアーマー獣神サンダー・ライガーと一体化して戦うストーリーです。
アニメ作品「獣神ライガー」からレスラーが生まれました。
獣神サンダー・ライガー
ジュニアヘビー級のレジェンドレスラーですね。
アニメと同じ年の1989年に新日本プロレスのリングに登場しました。
東京ドームでした。
レスラーとしてのライガーは、アニメのストーリーと同じようにフォームチェンジをしていきました。
獣神ライガー
↓
ファイヤーライガー
↓
獣神サンダー・ライガー
と変化していきました。
具体的には、体の色が赤色と金色主体のボディから赤色と白色のボディになり、頭部は角が最初はありませんでしたが最終的に3本になりました。
獣神サンダー・ライガーになってからの日本のジュニアヘビー級での活躍は言うまでもありません。
入場曲がアニメのOPと同じでした。
これはアニメファン、プロレスファンどちらにも支持されました。カッコイイOPでしたから。
レスラーのライガーの正体は、昭和のプロレスファンでしたら誰もが知っているレスラーです。そこはあえて秘密の設定でした。ここでも秘密にしておきます。
闘魂ヒート
ゲームボーイアドバンスで発売された新日本プロレスを題材にしたプロレスアドベンチャーゲームです。
このゲームから飛び出したのがプロレスラー「ヒート」でした。
レスラー「ヒート」の活動期間はあまり長くありませんでした。
キン肉マン
プロレスアニメの金字塔と言えば「キン肉マン」ですね。
初期はギャグ要素ばかりでしたがだんだんシリアス要素も加わってとても壮大な作品となりました。
友情の大切さ、勝負の厳しさなど人生に大切ないろいろな多くのものを学んだ漫画です。
キン消しは社会現象になりました。
プラレス3四郎
1980年代前半の作品で、漫画・アニメともに人気でした。
ロボットを組み込んだプラモデルの人形である「プラレスラー」での競技「プラレス」で主人公の中学生「素形3四郎」がプラレスラーの「柔王丸」を駆使して活躍していく姿を描いた作品です。
1・2の三四郎
運動神経抜群で闘魂溢れる高校生「東三四郎」が悪友らと青春を謳歌しながらラグビー、柔道を経て夢であったプロレスの道を歩んでいく姿を描いた作品です。
コメディ要素が強いですがプロレス編のレスラーの動きなどはとてもわかりやすく描かれています。
レスラーの身体の柔らかさが伝わるタッチで描かれているのが記憶に残っています。とても興奮しながら漫画を読んだ思い出があります。
実写化もされました。
リング・リング・リング
女子プロレスのチャンピオンを目指す主人公の戦いと愛を描いたストーリーです。
長与千種が本人役で出演し、脇を名女優島田陽子が固めて作品に重厚感が出ています。
アジャ・コングやブル中野も出演しています。
個人的に女子レスラーの光と影を泥臭く描いた名作だと思っています。
プロレススーパースター列伝
1980年代前半の作品です。劇画タッチで描かれる実在のレスラーたちのドキュメンタリーと思えるほど面白いストーリーでした。
やっぱアホーガン
コミックボンボンで1980年代に連載されたギャグ漫画です。
アホーガン。。みなさんお察しの通り「ハルク・ホーガン」がモデルです。
下ネタありのギャグばかりの漫画でした。
おもしろかったなぁww
この頃は、「月刊コロコロコミック」と「コミックボンボン」が小中学生に人気でした。
コロコロ派、ボンボン派に分かれました。
ちなみに私はボンボン派でした。
THE MOMOTAROH
1980年代後半に週刊少年ジャンプで連載された作品です。
日本のおとぎ話を基にしたキャラクターたちが活躍する漫画です。ギャグが多く繰り出されるのが人気でした。
キャラクターのネーミングも面白く
モモタロウ
ザ・グレート・ベンケー
牛バカ丸
ウラシマまりん
などなど笑える名前です。
豆腐プロレス
2017年に放映されたテレビドラマです。
AKBグループのメンバーが多く出演したことが話題になったプロレスをテーマとしたストーリーでした。
現役アイドルがプロレスドラマに出演ということでとても話題になりました。
最終的にプロレス興行まで行いました。
プロレス未経験者が指導を受けて本気で取り組んだドラマだったと思います。
プロレスを中心としたストーリーがしっかりしていました。
さいごに
『極悪女王』は、当時のプロレス界の熱気や人間模様を見事に再現しています。
特にゆりやんレトリィバァの熱演が光ります。
彼女の演技は、ダンプ松本の持つ迫力や内面の繊細さを見事に表現していて視聴者をこの時代へタイムスリップさせます。
試合シーンの迫力や、80年代の雰囲気を再現した演出も見どころでもあります。
プロレスファンのみならず、多くの人々に感動を与える作品となっています。
作品は全5話とコンパクトにまとまっており、一気に視聴することができます。
80年代の女子プロレスブームを知らない世代にも、新鮮な驚きと感動を提供してくれることでしょう。
『極悪女王』は、Netflixにて全世界190か国で配信中です。ぜひご覧ください。
現在までプロレスを題材にした作品は数多く発表されてきました。
どの作品もプロレスファンだけではなく多くの人に感動を与えてくれました。
これからも面白い作品が生まれることでしょう!
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